ゲームは面白い…MOTHER2の世界観にハマり学校を2日間さぼる話
「行ってきます〜」
母「行ってらっしゃい〜」
「……」
母「はよアンタも学校行けや」
「ちょっと体つらいと思う」
ゲーマー姉弟の64弟(@64_oto)です。
中学生のころの僕は、勉強よりもゲームゲーム!! でした。
ある月曜日。
どうしても学校に行きたくないので、母に頼んで休ませてもらいました。
仮病というやつですね。
休めたはいいけど、退屈だ〜。
そこでゲームボーイアドバンスSPをこっそり取り出し、姉が買ってきたMOTHER1+2を装填。
そして電源オン!
冒険の始まりだ!
【MOTHER2 ネタバレ注意】
本来学校に行くはずが、家で自由にゲームしてるオレ……
不思議な快感を覚えました。
憂鬱だった月曜日が大冒険のはじまりに変わるんですもん
当然でしょう!
仮病がバレないよう布団にくるまってゲーム。
布団の中で隠れて遊ぶのってたまりませんよね。
MOTHER2のはじまり。
隕石落下により、深夜に目を覚ましたネス。外の様子を見に行くとなぜか警察がたくさん……。
そのまま隕石の調査に向かいに行きます。
まずこの時点でワクワクしませんか?
こどもの自分にとっての、深夜にコンビニやファーストフード店に出かけるワクワクに似ていたかもしれません。
隕石の調査を済まし、家に着いた頃には朝をむかえていた、半ば睡眠不足のネス。
そして壮大な冒険のはじまりを告げられます。
RPGというと、『ドラクエ』や『FF』といったファンタジーなイメージが強かったので、
MOTHERの日常的な世界観は新鮮でワクワクさせてくれました。
もちろん敵を倒してレベルを上げて、手に入れたお金で武器や防具を強化するというRPGの醍醐味もあります。
そしてMOTHERの場合、
敵を倒した後に「相手はわれにかえった」や「相手はおとなしくなった」というメッセージが出るのですが、
今までの僕のゲームのイメージでは倒した敵は死んでいて、僕は敵を殺しているのだと思っていました。
なので、誰も死なないMOTHERに優しい印象を抱きました。
どんどん広がっていく展開に遅れずについていき、お待ちかねのヒロイン、ポーラが仲間に。
ポーラは攻撃PSI(魔法)が充実しているのでかなり頼もしい!
やっぱりRPGといえばパーティですよね。
あ〜楽しい!
気付いたら日が暮れてました。
MOTHERの物語が濃密で長いこと さすがに1日でエンディングを拝むことはできず……。
そして。
「……」
その日休んだぶん、明日が憂鬱に。
翌朝、学校に行ったかというと、
冒険の続き続き!
サボりました。
だって、火曜日は6時間目まであるし、1時間目から体育なんだもん……
というか仮病だとモロ分かりだろうに……。
よく母は休ませてくれました。
ってなわけで、冒険の続き。
場面は進み、
次の街、スリークにて大量発生しているゾンビ達に捕らえられ、
地下に閉じ込められてしまったネスとポーラ。
ポーラのテレパシーでまだ見ぬ3人目の仲間、ジェフに助けを求めます。
テレパシーを受けたジェフ。
雪国からはるばる駆けつけ、ネスとポーラのもとへ。
3人パーティが出来上がりました!
そしてスマブラDXでもおなじみのフォーサイドへと向かいます。
フォーサイドのデパートでショッピングを楽しんでいると、いきなり停電!
そして気付くとポーラがいない!
ポーラの探索中にフォーサイドの酒場についたネスとジェフ。
◆ムムーーンンササイイドドへへよよううここそそ。
なんだここは!?
ムーンサイド……噂では聞いてましたがこれほどとは!
やっとの思いでムーンサイドを攻略。
そしてポーラが待つとされるモノトリービルへ。
激闘の末、ポーラを連れ戻し、
南国の町サマーズに向かいます。
そこで『ひしょちのジェラート』という、いかにも美味そうなものを食べるご一行。
※画像は、僕の考えたひしょちのジェラート(ラムネ + マンゴー)です。
池袋サンシャインシティのイタリアン・トマト カフェジュニアで注文することができます。
美味しかった〜!
ポケモンセンターメガトウキョーに寄った際なんかにいいかもしれませんね!
さらに『マジックケーキ』という、これまたウマそうなものを食べるご一行。
マジックケーキってこんな感じの見た目してそう - Google画像検索
マジックケーキを食べると4人目の仲間、プーに場面が切り替わります。
プーのターン。
ランマにてムの修行を終え、
テレポートでネス達のもとに駆けつけます。
「唐突だが、俺の名前はプー。きみたちとともに戦う者だ」
ホントに唐突!
4人目の仲間ができ、かなり心強い状況。
そして気付くとリアルタイムが夜に。
そしてまた。
「……」
今日も休んだ分、明日が憂鬱に。
「体のあちこちが痛いと思う、だいぶ」
母「……」
さすがに仮病は無理がありますね。
普通にゲームしてましたもん、元気に。
2日休んでの登校は気が重い〜……。
と思いきや、意外と足取りが軽い!
気怠い背中を、ネス達が押してくれている気がしました。
それと、みんなが学校に行っていた2日間、自分は大冒険に出ていたという、謎の優越感に浸りながら授業を受けることができました。
ですが、
ゲームの続きが気になって仕方ない!
1秒でも早く、ネス達と冒険の続きに出たい!
明日は6時間授業か〜。 そして5時間目に体育……
翌朝
「頭グワングワンすると思う」
母「かまわん行け」
学校休んでゲームの背徳感は病みつきになる。
- 高校時代もやらかしました
- ゲームの影響で中二病を拗らせたら、長距離走で校内5位になった話