ゲームの影響で中二病を拗らせたら、長距離走で校内5位になった話
それは いつの時代も生きるうえで避けては通れないモノ。
それは 幻想と現実との区別がつかなくなってしまう恐ろしい業。
ゲーマー姉弟の64弟(@64_oto)です。
みなさんも黒歴史の1つや2つありますよね?
でも大丈夫です。
大人になった今ですと、話のネタとなり、その場を盛り上げられるスキルにもなります。
そして少なからず自分のためになってます。
今回、僕が証明してみせます。
さて、中二病にはジャンルがいくつかあるようですね。
僕はもっぱらゲームの主人公に憧れてはそれっぽい言動をすることが多かったです。
中二病というとマイナスなイメージとして捕われますね。
でも『良い中二病』もあるんですよ。
今回は良い中二病の例がひとつあるので、紹介もとい、
あれは確か高2の時。
部活に入らず、学校から帰ってはいつものようにゲーム。
そんな非常に有意義な毎日を過ごしていた僕は……
エンディングに毎回感動するあまり、行き場のない感情が身体を支配していきました。
その感情が蓄積していくとどうなるか。
そうです。
行動に表れるのです。
僕は主人公の屈強さに憧れて、中二病を患いました。
さっそくアクションへ。
家の近くに設備の整った河川があるので、そこで2日に1回、
登校前に早起きして5〜8kmほど走りました。
河川を自分のステージだと完全に勘違いしてましたね
そして実感。
「登校前にひと修行終えてきたんだぜ!」
という優越感……!
僕はその1日、学校で誰よりも強いと思いました。
これが大丈夫な中二病の例です。
…そしてある朝の登校中、
ふと気がつきました。
みんな剣しょって走ってるなぁ
…
…
…
…
剣は用意できないので、当時ギターをかじっていた僕は、翌朝から、
剣の代わりに、ギターケースを背負ってヨーイ スタート!
(エレキギターが傷むと分かったので、3回しかしませんでした)
修行を続けること半年。
校内の長距離走大会がやってきました。
…好機!!
「ザッ……」
ステージに並ぶは、各勢力。
(…スタート時点で、前を占拠してるやつらって有利じゃね?)
心の中で愚痴っていたら、
「よーいドンッ!」
駆け出す俺。
いくぜ!
マリオカートで実践を積んできた俺にとって、
スタートダッシュはお手のもの!!
(くそぅッ!
前を占拠してたサッカー部の野郎ども……
俺が作ったゴースト並のキレイなライン取りをしてやがる……!)
どんどん抜かすぜ!!
こちとら半年、ゾーラ川からハイリア湖畔まで駆けてんだ!
ん? 前に見えるのは……陸上部!
ボスのお出ましってとこか。
はえぇな……
あいつらだけ200cc搭載してんじゃねぇか?
だが、陸上部といえども、遅れはとらせん……!
めざすゴールはただひとつ
show me your moves!
…
…
…
努力? が実を結んだのか、
まさかの5位にランクイン!
中二病がモテるスポーツ部を制しました。
オラのゲーム脳パワーが勝ったぁぁああ!!
〜後日体育館棟の入り口に張り出されたランキングTop10〜
1位 | 山下 | 陸上部 |
---|---|---|
2位 | 金子 | 水泳部 |
3位 | 木村 | バスケ部 |
4位 | 高橋 | サッカー部 |
5位 | 64弟 | |
… | … | … |
他は陸軍や海軍に所属しているのに、僕だけフリーなのが最高に主人公感があって、
よかったです。
あっ部活のスカウトとか特になかったです。……
今まで俺に勇気と感動を与えてくれた主人公達ありがとう!
リンクありがとう!(主にお前のせい)
ここまで来れたのはみんなのおかげだ!
ワーッショイ!! ワーッショイ!!
ワーッショイ!! ワーッショイ!!
ワーッショイ!! ワーッショイ!!……
…
…
…
…
…
…
…
…
お前バカじゃねーの?
最後まで読んでくださってありがとうございます!